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ふた山越えて12月
秋のハイシーズン(と言ってもどこが秋だか、判然としませんが、とりあえず
カレンダーを眺めながら)が忙しい中にも一応の充実感をもたらしながら
通り過ぎていきました。
もう今日は12月3日。
吊るされたカレンダーの12月、下へ辿って行き着けば、そこは31日(大晦日)。
今年もここまで来たか・・
3年前の「百年名家」の余韻は依然強く、特に関東方面から来られるお客さんの
脳裏にはまだ強く残っているようです。
その「名家」!を預かるものとしては、ささやかながらも日本文化の一端から
発信を続けんと、身近の協力者とゆるゆるとではありますが、歩みを続けます。
残された時間の短さを否応なく感じさせられながら前進あるのみ。
But浅慮は無用。
生きる身は矛盾に満ちたものでありますが。
いろいろな人の知恵を借りながら、新年への足取りを進めます。
年ごとに 時間の加速 十二月 君子
はいやでも意識しながら。
カレンダーを眺めながら)が忙しい中にも一応の充実感をもたらしながら
通り過ぎていきました。
もう今日は12月3日。
吊るされたカレンダーの12月、下へ辿って行き着けば、そこは31日(大晦日)。
今年もここまで来たか・・
3年前の「百年名家」の余韻は依然強く、特に関東方面から来られるお客さんの
脳裏にはまだ強く残っているようです。
その「名家」!を預かるものとしては、ささやかながらも日本文化の一端から
発信を続けんと、身近の協力者とゆるゆるとではありますが、歩みを続けます。
残された時間の短さを否応なく感じさせられながら前進あるのみ。
But浅慮は無用。
生きる身は矛盾に満ちたものでありますが。
いろいろな人の知恵を借りながら、新年への足取りを進めます。
年ごとに 時間の加速 十二月 君子
はいやでも意識しながら。
久々のアポーーロス(何の予定もない)の日
一昨日は久しぶりに 何の約束もない日でした。
(11月初めてでした・・24日にして)
この齢にしてこんな状態は・・やっぱりエエのでしょうね。
前の晩から、「明日は何もせんでもエエのや」と胸が躍ってました
若い日と反対。
胸が躍って、寝てればいいのに、早く起き上がってしまいました。
慌てて二度寝・・
午前10時、ゆるりと寝床を出ます。
いつもなら、よくあるのは座敷の戸開け。(そして人と出会う「気」作り。)
先ず思ったのは「今日は何も考えない」・・禅の世界?!
無為是貴人・・ええ言葉や、「無事是貴人」よりよろし、と自我自賛。
しかし何となく、掃除・洗濯はどやったかいな、昨日の収支も付け忘れんよう、
とか、いわば雑事が頭の周りを走り始めます。
新聞も買いに行かんと、まで来るともうこれはありふれた日常・・
もう昼や、今月よう働いた自分への褒美にソバでも食べに行こか。
たまには外で一人昼飲みも、また楽しからずや。
こんな時間を小さなアクセントとして、次に控える一週間のアポイントを
チェックしている、とても贅沢な半日・・(たまには、独り身もよし?)
何程も 用出来ぬ身や 暮早し 和子
(11月初めてでした・・24日にして)
この齢にしてこんな状態は・・やっぱりエエのでしょうね。
前の晩から、「明日は何もせんでもエエのや」と胸が躍ってました
若い日と反対。
胸が躍って、寝てればいいのに、早く起き上がってしまいました。
慌てて二度寝・・
午前10時、ゆるりと寝床を出ます。
いつもなら、よくあるのは座敷の戸開け。(そして人と出会う「気」作り。)
先ず思ったのは「今日は何も考えない」・・禅の世界?!
無為是貴人・・ええ言葉や、「無事是貴人」よりよろし、と自我自賛。
しかし何となく、掃除・洗濯はどやったかいな、昨日の収支も付け忘れんよう、
とか、いわば雑事が頭の周りを走り始めます。
新聞も買いに行かんと、まで来るともうこれはありふれた日常・・
もう昼や、今月よう働いた自分への褒美にソバでも食べに行こか。
たまには外で一人昼飲みも、また楽しからずや。
こんな時間を小さなアクセントとして、次に控える一週間のアポイントを
チェックしている、とても贅沢な半日・・(たまには、独り身もよし?)
何程も 用出来ぬ身や 暮早し 和子
ふた山越えて
熟練の女性4人の手工芸名人会というひと山を越え、
そして11月。先述したようにプロ洋画家 佐々木 麦(ばく) 師の
昨年に引き続く「抽象画」展。というふた山 目。
企画はロカセン活性化委員の先端を務めていてくれる池内さん。
彼の本業の一つです。
蘆花浅水荘にとっても貴重な存在です。
佐々木師は具象の世界から抽象の世界に歩を進められた方で
大きく言えばピカソのような足取りです。
昨年初めて当所を使って貰い、そのとき、傍らに置かれた若き日の
具象画の素晴らしさに眼を見張ったことは忘れられません。
またその「抽象画」がこの春挙の「作品」の中で見事に生きていたことも。
今年も同様でした。
場所を提供し、いながらにしていろいろな世界を味わえること、これも
有難いことです。
作者にもお客さんにも芸術という「感興」に浸ってもらう・・(もらえた)
それなりの苦労は私にもある(エヘン)のですが、それを上回る
喜びもあってやめられませんね。
その後、来春結婚予定のカップルのいわゆる「前撮り」もありました。
芸術大学の社会人コース、関東からのツーリスト主催のツアーも続きます。
あっという間の1年が過ぎようとしています。
「蘆花浅水荘」という「文化のかたまり」を仲間とともに押し上げていく、
私に残された時間は確実に少なくなっていきますが、方向は徐々に明らかに
なっているような気がします。
事多く 十一月も 疲れけり 純子
無駄働きはしていないつもりですが・・
そして11月。先述したようにプロ洋画家 佐々木 麦(ばく) 師の
昨年に引き続く「抽象画」展。というふた山 目。
企画はロカセン活性化委員の先端を務めていてくれる池内さん。
彼の本業の一つです。
蘆花浅水荘にとっても貴重な存在です。
佐々木師は具象の世界から抽象の世界に歩を進められた方で
大きく言えばピカソのような足取りです。
昨年初めて当所を使って貰い、そのとき、傍らに置かれた若き日の
具象画の素晴らしさに眼を見張ったことは忘れられません。
またその「抽象画」がこの春挙の「作品」の中で見事に生きていたことも。
今年も同様でした。
場所を提供し、いながらにしていろいろな世界を味わえること、これも
有難いことです。
作者にもお客さんにも芸術という「感興」に浸ってもらう・・(もらえた)
それなりの苦労は私にもある(エヘン)のですが、それを上回る
喜びもあってやめられませんね。
その後、来春結婚予定のカップルのいわゆる「前撮り」もありました。
芸術大学の社会人コース、関東からのツーリスト主催のツアーも続きます。
あっという間の1年が過ぎようとしています。
「蘆花浅水荘」という「文化のかたまり」を仲間とともに押し上げていく、
私に残された時間は確実に少なくなっていきますが、方向は徐々に明らかに
なっているような気がします。
事多く 十一月も 疲れけり 純子
無駄働きはしていないつもりですが・・
そしてもう11月
結局、10月のブログも3回で過ぎましたね。
ハイシーズンのハイエストターム。
拝観客の続いた後は、熟練女性4人よる、彫金・ガラス細工・押し花模様絵・苔(の育成
そのもの)の共演。
これが、またそれぞれ、アマチユアの頂上におられるような方ばかり。
それぞれお弟子さんや御贔屓も沢山お持ちのようで会期(5日間)中連日
当所は満員の盛況!
最初は合間を縫っての邸内案内の役目を仰せつかっていたが、何のことはない、
受付のお手伝いの方に追われるという思わぬ結果ともなりました。
結局いらっしゃった方は、合計多分500名Overといううれしい誤算。
とてもブログに立ち向かう暇も余力も残っていませんでした。気がつけば
11月。
そして次には昨年この時期に池内さん企画で好評を博した
洋画家Sさんによる抽象画の個展・・・
休む間もなく私もこれに伴走します。
いかなる晩秋となりますか・・
気持ちいい 十一月の 風が吹く 愛里
こんな気分を味わえますか・・
ハイシーズンのハイエストターム。
拝観客の続いた後は、熟練女性4人よる、彫金・ガラス細工・押し花模様絵・苔(の育成
そのもの)の共演。
これが、またそれぞれ、アマチユアの頂上におられるような方ばかり。
それぞれお弟子さんや御贔屓も沢山お持ちのようで会期(5日間)中連日
当所は満員の盛況!
最初は合間を縫っての邸内案内の役目を仰せつかっていたが、何のことはない、
受付のお手伝いの方に追われるという思わぬ結果ともなりました。
結局いらっしゃった方は、合計多分500名Overといううれしい誤算。
とてもブログに立ち向かう暇も余力も残っていませんでした。気がつけば
11月。
そして次には昨年この時期に池内さん企画で好評を博した
洋画家Sさんによる抽象画の個展・・・
休む間もなく私もこれに伴走します。
いかなる晩秋となりますか・・
気持ちいい 十一月の 風が吹く 愛里
こんな気分を味わえますか・・
"新機軸による拝観システム”
「文化財」という、ある意味保守的なモノを世の人々に丁寧に説明
しようとすると受付も保守的にならざるを得ず、ずっと私が電話で予約を
受けるというやり方を続けています。
これはこれで意味(意義)あることと思っています。(かなり私の一方的な
思いであることは認めながらも)
末富さんとともに、蘆花浅水荘活性化委員会(この長たらしく、ややこしい
漢字が含まれた名称を「ロカセン委」と呼ぶようにしてくれてるのも含め)立ち上げの
そのまた初期の段階から加わり、本来の仕事はまだ現役のバリバリであるところを
曲げて協力してくれている、池内君が一つの試行を提案してくれました。
「電話予約という古臭いやり方に少しクサビを打ち込みましょう。
先ずテストとして、1か月に1,2回、ロカセンを完全開放してみましょう、
即ち予約なしでも拝観できる日を設けるのです。案内は私たちがもう出来るから
任せてください。開始時間を3回ぐらい設けてみます。
告知は全てパソコンNetWorkを活用します。ここを拝観しようとする人は必ず、
ホームページだけでなく、そういう情報網を探ってます。」
というわけで、先日(12日)に第1回を「決行」しました。
当然告知はパソコン扱いが日常化している池内君が全面的にやってくれました。
(もとより、私も、日ごろ口達者な末富氏もこれは無理)
当日朝、見事な「秋晴れ」。
それでも、雨戸を開けながら、私は半信半疑・・10人も紛れ込んで下されば御の字かな・・
ところがいざふたを開けて見ると、出足もよくそれが夕方まで途切れず、
結局24名の方が入場してくださいました。初回としてはなかなかの成功でしょう。
お客さんも庭で写真撮影したりしながら、楽しく待ち時間を過ごしていただいたようでした。
池内君も、実際は少し自信が無かったと後で打ち明けてくれましたが、この初回の
出来栄えにいささか自信をつけてくれたようで、今回の反省も加えながら、時代の動きに
遅れないような方策のあり方をさらに研究してくれるようです。
老生も期待したいものです。
全てを片付けて一人飲んだビールは新時代の味がした?
ほうと息 つけば秋草 秋の雲 登四郎
しようとすると受付も保守的にならざるを得ず、ずっと私が電話で予約を
受けるというやり方を続けています。
これはこれで意味(意義)あることと思っています。(かなり私の一方的な
思いであることは認めながらも)
末富さんとともに、蘆花浅水荘活性化委員会(この長たらしく、ややこしい
漢字が含まれた名称を「ロカセン委」と呼ぶようにしてくれてるのも含め)立ち上げの
そのまた初期の段階から加わり、本来の仕事はまだ現役のバリバリであるところを
曲げて協力してくれている、池内君が一つの試行を提案してくれました。
「電話予約という古臭いやり方に少しクサビを打ち込みましょう。
先ずテストとして、1か月に1,2回、ロカセンを完全開放してみましょう、
即ち予約なしでも拝観できる日を設けるのです。案内は私たちがもう出来るから
任せてください。開始時間を3回ぐらい設けてみます。
告知は全てパソコンNetWorkを活用します。ここを拝観しようとする人は必ず、
ホームページだけでなく、そういう情報網を探ってます。」
というわけで、先日(12日)に第1回を「決行」しました。
当然告知はパソコン扱いが日常化している池内君が全面的にやってくれました。
(もとより、私も、日ごろ口達者な末富氏もこれは無理)
当日朝、見事な「秋晴れ」。
それでも、雨戸を開けながら、私は半信半疑・・10人も紛れ込んで下されば御の字かな・・
ところがいざふたを開けて見ると、出足もよくそれが夕方まで途切れず、
結局24名の方が入場してくださいました。初回としてはなかなかの成功でしょう。
お客さんも庭で写真撮影したりしながら、楽しく待ち時間を過ごしていただいたようでした。
池内君も、実際は少し自信が無かったと後で打ち明けてくれましたが、この初回の
出来栄えにいささか自信をつけてくれたようで、今回の反省も加えながら、時代の動きに
遅れないような方策のあり方をさらに研究してくれるようです。
老生も期待したいものです。
全てを片付けて一人飲んだビールは新時代の味がした?
ほうと息 つけば秋草 秋の雲 登四郎
10月中旬にしてやっと「秋」?
落雷をはじめ夏未だ、のときがようやく過ぎようとしています。
見上げてふと気づく蒼い空やそこに流れる雲の佇まい、風の気配に
何時やら(こんな想い)感じた「秋」の気をやっと悟ります。
そして、もう今年も後2か月ちょいとも。
拝観予約の電話の量にハイシーズン到来を実感したり。
そしてまたここにも人生の秋を感じたり、もうすぐ冬や、と朝身震い
したり。
スポーツの秋や読書の秋はどこに行ったんかいな、の思い強し・・
秋の日や 流るる早さ わが生も 季里子
(この頃の「秋」のように短い文章です。)
見上げてふと気づく蒼い空やそこに流れる雲の佇まい、風の気配に
何時やら(こんな想い)感じた「秋」の気をやっと悟ります。
そして、もう今年も後2か月ちょいとも。
拝観予約の電話の量にハイシーズン到来を実感したり。
そしてまたここにも人生の秋を感じたり、もうすぐ冬や、と朝身震い
したり。
スポーツの秋や読書の秋はどこに行ったんかいな、の思い強し・・
秋の日や 流るる早さ わが生も 季里子
(この頃の「秋」のように短い文章です。)
そして10月
落雷(少し落ち着いてから、客観状況を思い起こしてみると、どうやら
我が家そのものに落ちたのではなく、ごく近隣への落雷の起こした電流が
我が家の設備の受容装置にも働いた?)のショックから、その後なかなか
ブログに向かえず、9月の書付はそのままに終わりました。
落ち着けば、早や10月。
気をとりなおし、本来のわが身(81,5歳を過ぎた)として、行く末を
改めて思いやらねばなりません。
我が家そのものはハイシーズンに突入し、拝観だけでなくさまざまな行事が
待ち受けています。
お客様に迷惑をかけることなく、我が思いも誤ることなく、もう一度
深呼吸。
かんがふる 一机の光 九月尽 澄雄
我が家そのものに落ちたのではなく、ごく近隣への落雷の起こした電流が
我が家の設備の受容装置にも働いた?)のショックから、その後なかなか
ブログに向かえず、9月の書付はそのままに終わりました。
落ち着けば、早や10月。
気をとりなおし、本来のわが身(81,5歳を過ぎた)として、行く末を
改めて思いやらねばなりません。
我が家そのものはハイシーズンに突入し、拝観だけでなくさまざまな行事が
待ち受けています。
お客様に迷惑をかけることなく、我が思いも誤ることなく、もう一度
深呼吸。
かんがふる 一机の光 九月尽 澄雄
何と・・そこに落雷!
昨日(9月12日)、この蘆花浅水荘に我が生を享けて初めて!落雷落ちる、
(あまりの驚きに、馬から落ちて落馬した話法です)をまあ、目の当たりに
しました。
依然不順な天候(加えて秋とは名ばかりの暑さ)の中、仕事(というほどでもないが)
も息抜きも何となくリズムに乗らないうちに今月も進みます。
昨日は昼前くらいから身辺雑事が割合スムーズに片付き17時頃には
一旦TVの前に落ち着き大相撲など観るともなく見ながら心身リラックス
状態でした。(夏以降こういう状態はあまり訪れてません)
そこへ久しぶりにに雨が降り始めました。
やっと庭の芝生も一息つけるかな、リラックスした自分がさらにゆったり
出来ているのを感じています。
雨脚が一段激しくなりました。
この雨脚が落ち着いたら、晩酌用の酒でも近くのコンビニで仕込んでくるか、と
思った瞬間でした。先ほどから低音を奏でていた雷のリズムが急にアップテムポ。
少しカーテンを開けていた西側の戒琳庵さんの屋根に閃光が走りドカーンという音。
そして周りは真っ暗、近くの警報装置は一斉に全開。暗闇の中でピーポーピーポー。
こんな場面何回も訓練したなと思いながら懐中電灯を求めますが、なかなか
手元に来ない。そーだ、スマホだ。手近に見えたスマホをつかみ、兎に角119番。
何とか通じたようです。
(訓練時の、110番はしないようにという指示の声は耳元にありましたね)
ここで、警報盤に見える、該当箇所は「記恩堂」という文字に気づき、座敷に向かい
庭の持仏堂に火の手は上がっていないことを確認しひと安心。
多分5分くらい経過(随分長く感じましたね)後、例の警笛とともに消防車到着。
隊員の方数名が警報盤と記恩堂をチェック。ピーピーポーポー音も止みました。
この辺で雨も止みました(というより雨が止んでいることに気がつきました)。
念のため、定期点検に入っている、電気系の業者さんも呼ぶように、との消防署さんの
指示をうけ、こんな時間(20時半)動いてくれるかなと恐る恐る電話したら、
快く引き受けてくれました。
途中では、警備保障会社の担当の方も駆けつけてくれました。
こうした安全・安心の輪を感じた瞬間でもありました。
「これで大丈夫です」、自分の持ち場を確かめながらそれぞれ引き上げる
人々の後ろ姿に密かに手を合わせながら、普段と違う酒の味を感じていました。
(あまりの驚きに、馬から落ちて落馬した話法です)をまあ、目の当たりに
しました。
依然不順な天候(加えて秋とは名ばかりの暑さ)の中、仕事(というほどでもないが)
も息抜きも何となくリズムに乗らないうちに今月も進みます。
昨日は昼前くらいから身辺雑事が割合スムーズに片付き17時頃には
一旦TVの前に落ち着き大相撲など観るともなく見ながら心身リラックス
状態でした。(夏以降こういう状態はあまり訪れてません)
そこへ久しぶりにに雨が降り始めました。
やっと庭の芝生も一息つけるかな、リラックスした自分がさらにゆったり
出来ているのを感じています。
雨脚が一段激しくなりました。
この雨脚が落ち着いたら、晩酌用の酒でも近くのコンビニで仕込んでくるか、と
思った瞬間でした。先ほどから低音を奏でていた雷のリズムが急にアップテムポ。
少しカーテンを開けていた西側の戒琳庵さんの屋根に閃光が走りドカーンという音。
そして周りは真っ暗、近くの警報装置は一斉に全開。暗闇の中でピーポーピーポー。
こんな場面何回も訓練したなと思いながら懐中電灯を求めますが、なかなか
手元に来ない。そーだ、スマホだ。手近に見えたスマホをつかみ、兎に角119番。
何とか通じたようです。
(訓練時の、110番はしないようにという指示の声は耳元にありましたね)
ここで、警報盤に見える、該当箇所は「記恩堂」という文字に気づき、座敷に向かい
庭の持仏堂に火の手は上がっていないことを確認しひと安心。
多分5分くらい経過(随分長く感じましたね)後、例の警笛とともに消防車到着。
隊員の方数名が警報盤と記恩堂をチェック。ピーピーポーポー音も止みました。
この辺で雨も止みました(というより雨が止んでいることに気がつきました)。
念のため、定期点検に入っている、電気系の業者さんも呼ぶように、との消防署さんの
指示をうけ、こんな時間(20時半)動いてくれるかなと恐る恐る電話したら、
快く引き受けてくれました。
途中では、警備保障会社の担当の方も駆けつけてくれました。
こうした安全・安心の輪を感じた瞬間でもありました。
「これで大丈夫です」、自分の持ち場を確かめながらそれぞれ引き上げる
人々の後ろ姿に密かに手を合わせながら、普段と違う酒の味を感じていました。
迷「走」(歩)台風に伴われ
8月15日、我が家で数年ぶりに行った、大学軟テ部OB・OG会有志による
交歓会の楽しき様子を綴らんとして綴れぬままに8月が流れゆき。
早や9月、いざ9月とパソコンに向かうところへ現れたのが台風10号。
東に姿を現しそのまま西に過行くのかと思ったら、九州あたりから、
もたもたし始め、歩くような速さ(というより動かなくなり・・私はこの齢にして、
台風というのは威勢よくあたりを睥睨しつつ、まさに威風堂々と自力で強力に進むのではなく、
偏西風や高気圧の後押しを得てようやく格好をつけるものであることを知った)で、忘れ物を
取りに戻るようにとぼとぼと東行を始めるではあーりませんか。
予想域の円ばかり馬鹿でかく、しかもその中心(これ、あたかも台風の中心のように見える)
の[×]印は常に琵琶湖の南端=我が地のあたりに示されます。
何だか気分的には休まらず。(これは10号が熱帯低気圧になってしばらく後まで
続きました)
この台風が通り過ぎてというよりようやくソッポを向いてくれるまでTVを注視せざるを
得ませんでした。
気が付けば、もう9月も7日。
暑さだけはまだ8月の盛りのようですが、もうすぐ私は81.5歳、これからの
我が歳月はこのように過ぎるのでしょうか・・・
天高し 水の流れの やうに生き 美佐子
いや私は風の「流れ」のように。
交歓会の楽しき様子を綴らんとして綴れぬままに8月が流れゆき。
早や9月、いざ9月とパソコンに向かうところへ現れたのが台風10号。
東に姿を現しそのまま西に過行くのかと思ったら、九州あたりから、
もたもたし始め、歩くような速さ(というより動かなくなり・・私はこの齢にして、
台風というのは威勢よくあたりを睥睨しつつ、まさに威風堂々と自力で強力に進むのではなく、
偏西風や高気圧の後押しを得てようやく格好をつけるものであることを知った)で、忘れ物を
取りに戻るようにとぼとぼと東行を始めるではあーりませんか。
予想域の円ばかり馬鹿でかく、しかもその中心(これ、あたかも台風の中心のように見える)
の[×]印は常に琵琶湖の南端=我が地のあたりに示されます。
何だか気分的には休まらず。(これは10号が熱帯低気圧になってしばらく後まで
続きました)
この台風が通り過ぎてというよりようやくソッポを向いてくれるまでTVを注視せざるを
得ませんでした。
気が付けば、もう9月も7日。
暑さだけはまだ8月の盛りのようですが、もうすぐ私は81.5歳、これからの
我が歳月はこのように過ぎるのでしょうか・・・
天高し 水の流れの やうに生き 美佐子
いや私は風の「流れ」のように。
ありゃ、もうツクツクボウシの声
この季節我が耳に入るセミの声は例年(というか、少年時代から)
ほとんどがアブラゼミ、次にクマゼミでした。
それが、少し耳を澄ましていると、今年はかなりツクツクボウシが
鳴いているのが聞こえてくるではありませんか。
確かにこのセミの声をたまに耳にするのはセミしぐれシーズンの終わりに
近いときでしたが、それにしても比較的増えている感じ。
またセミ界にも少し異変が起き始めているのか、などと思いながら
しばし耳を傾けます。
トンボ界はどうかいな、と琵琶湖に面した庭の方を見に行くと、こちらは
この10年来変わらぬ赤トンボの乱舞。
少し安心して、このブログに向かっています。
それにしてもこの暑さ・・齢を増したから堪えるだけでは
当然ないようですね。
「水やお茶をもっと、とかクーラーをけちらない」と絶え間なく飛んでくる
妻の声にも反応しながら、我が晩年はよちよちと進んでいます。
草木より 人衰うる 晩夏かな 直美
いずこも同じ夏の夕暮れ?これでも平穏な方 との神の声。
ほとんどがアブラゼミ、次にクマゼミでした。
それが、少し耳を澄ましていると、今年はかなりツクツクボウシが
鳴いているのが聞こえてくるではありませんか。
確かにこのセミの声をたまに耳にするのはセミしぐれシーズンの終わりに
近いときでしたが、それにしても比較的増えている感じ。
またセミ界にも少し異変が起き始めているのか、などと思いながら
しばし耳を傾けます。
トンボ界はどうかいな、と琵琶湖に面した庭の方を見に行くと、こちらは
この10年来変わらぬ赤トンボの乱舞。
少し安心して、このブログに向かっています。
それにしてもこの暑さ・・齢を増したから堪えるだけでは
当然ないようですね。
「水やお茶をもっと、とかクーラーをけちらない」と絶え間なく飛んでくる
妻の声にも反応しながら、我が晩年はよちよちと進んでいます。
草木より 人衰うる 晩夏かな 直美
いずこも同じ夏の夕暮れ?これでも平穏な方 との神の声。
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