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4月29日という日

今年はGWが暦上はすっぱり2つに別れました。
今日4月29日は言わば前半の最終日。
「みどりの日」と呼んでますね。
我ら昭和の子らにとっては「天皇誕生日」。
昭和18年生まれの私には以後昭和63年までこの日はそう
でした。
昭和天皇は「晴れ男」で彼に関係する行事はよく晴れるという
ことだったことも思い出されます。
以後2人の天皇に関してはそうでもなさそうです。
今日もどんより、ときどきパラついてました。
しかし、この季節の木々の緑はまた格別です。
よくぞ「みどりの日」となづけたものです。
我が周りの木々の緑も一段と鮮やかにわが老眼に迫ってきます。
少し青春に戻ったか・・
その心もて、晩春初夏に向かいます。

  万緑の 葉先葉先の 雨雫   澄子

俳人の鋭く細やかな視線の力を借りましょう。GWはまだ残っています。 
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もう、ゴールデンウイークです

ようやく、パソコンは平常に動くようになったようですが・・
ブログに対する姿勢が少し狂ったようです。
(以前は一週間に最低2度は綴るとわが身に言い聞かせ、それが一つの
リズムともなっていたのですが)
不順な天候、不順なパソコンのありように乱されています。
それでも、ときは順調にめぐり,特に周りの草木は自然の少しの乱れは
ものともせず。
この時期には、楓は若緑に満ち、花を少し早めに咲かせた老紅梅も今、
鮮やかな緑の葉を身に着けています。
そこへ、ムベが白い花を咲かせ始めました。
彼(彼女)らの世界は「なべて世はこともなし・・」
不動心、見習わねばなりませんね。
春の風に慣れぬうちに初夏の風・・
そして、暦はゴールデンウイークに。
一昨年(春挙生誕百五十年)、昨年(京都日本画壇の若手の俊英たちの
展覧会・当所にて)は、身の回りでの割合大きな行事の準備、実施で
もう少し大きな周りを見る余裕のなかったこの季節をちょっと見回せる・・
もう一度ゆったりした春風からやりなおし。

  志 もて継ぎ行かん 春の風  汀子



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パソコンまた不調に陥りましたが今日からまた

4月に入り、新年度。
2,3月(有難いことですが)快調に関東方面からお客さんを
送り込んでくださった「クラブツーリズム」のシリーズも
一段落、一方3月末から1週間余続いた女性画家の作品展(洋画)
も賑やかに終始しておちつきました。
少し落ち着いてこのブログにも向かえるか、我と我が家をいかなる方向に
持っていくか、人生最後の(私にとっては)大きなテーマに取り組む
覚悟の一端をここでも出していきたいな、と思った瞬間パソコンが
動かなくなりました。
娘や近くの看護師さんなど、頼りとする人に尋ねたり、来てもらったりしても
(いつもはこのラインで動き出すのですが)埒があきません。
以前から最後の頼りとしているプロの青年を煩わし、ようやく昨日
復旧しました。
長くブログを発しないと「あの人、ひっくり返ったんと違うか」
と思われてはいけないと、それがレゾンデートルであるかのごとく、
続けている者にとってはまさに「死活」もんだい?
これでまずしばらくは保つ(もつ)でしょう。
しっかり春(以後)に対峙しましょう。

  生国は 淡海のほとり 春深し  久子


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巷に満開の桜花咲きそろい

例年とは少し遅れましたが、きっちりとサクラさく。
その中で、我が家で3月末に始まった女流洋画家の作品展。
残るはあと1日・・というところまで来ました。
地元新聞が3紙、地方版ではありますが、割合大きく扱ってくれた
こともあって、後半堅調な出足。
最後の連休、今日・明日。人の流れは切れてません。
私が直接人集めしたわけではありませんが、何となくうれしいですね。
人の流れだけではありません。湖畔の「四高桜」の咲きっぷりのよさも見事です。
それを見に行くわたしを呼び止めるように、門内の楓が勢いよく芽吹いてきました。
「桜の次は私のミドリ」ということかな。
「青春」を遠く思い出す瞬間です。
でも、この瞬間は何としても

  さくら木に さくら一杯 つきにけり  犀星
であります。(犀星の名前に引っ張られてるかな)


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3月もそそくさと去りまして

桜花も時の経過に追いつけないか・・
昨日は地元の桜どころ、膳所公園のさくら祭りでしたが。
申し訳程度の咲きっぷりだったようで、まあこれからの楽しみは
残ったようです。
関東からの拝観客がツーリストさんの募集に乗っかって、この時期にしては
大盛況で、その対応にうれしい悲鳴をあげました。
NHKの朝ドラ「ブギウギ」に少し首を突っ込みました。
モデルは笠置しず子さん。
小学校3年くらいか、歌謡曲なるものを覚え始めた我が耳に、
その弾けるような歌声はかすかにのこっています。
その人の半生伝・・演じる女優さんの魅力に惹かれ、年明けから
かなり見続けました。
関東人があやつる「関西弁」は気持ちが悪いことが多いのですが
それもなく、リズム感は素晴らしく。
老年によいものを味わいえたある種の幸福感のうちに最終回を見終えました。
一方、今当所ではこじんまりではありますが、なかなかユニークな洋画展が
開かれてます。
予約は不要です。4月7日まで。湖畔の四高桜の咲き始め等眺めながら
お越しください。

 三月尽 ブギの女王 逝かれけり  故郷
何と笠置しず子さんは3月30日が命日なんですね。
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春の彼岸も早や過ぎる

3月も24日まで来ました。
2か月間咲き続けて、この時期にしては異例とも言える大勢のお客さんを
楽しませてくれた梅の花も流石にバネ切れです。
終わりかけには春の雪が降り、「雪中梅」まで演じてくれましたが。
四月が=新年度がそこに来ているのですが、春らしさは安定して感じられません。
球春の象徴のような「センバツ」も2日続けて雨天中止。
韓国でにぎにぎしく始まったと思った米大リーグも幸せ絶頂!の大谷選手を
身体賭けて引きずりおろすような通訳士の行いで、一気に冷え冷え。
日本の与党はこれが大人の政治家かと思える所業の数々。
命長ければ恥を見ることも限りなし。
と・・他人のフリを見ているばかりでなく、我が身を振り返りながら
梅の花の懸命さを見習いつつ、新年度に向いましょう。

  老僧の よき声通る 彼岸かな  白洋
こんな句もあります。





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懐かしい言葉「春闘」

久々に「春闘」という言葉が新聞紙上やTV画面を駆け巡りました。
大手の企業の賃上げが久しぶりに高水準だったと告げています。

会社に入って数年目、30歳前後の頃、労働組合に対する会社の窓口
にあたる部署に属していた私にとって、会社のトップと労働組合の
首脳陣が賃金引き上げを巡って交渉を行う場面の事務局業務は
大きな仕事の一つでした。
戦後の混乱が社会的にも落ち着きを見せ始め、会社と労働組合は
対立するものでなく、お互いの立場を尊重しながら、共に発展・成長
していくべきである、「闘」という言葉はもう使うべきでないという
意見も出てきました。
「春の話し合い」という訳です。
会社の発展と組合員の生活向上は「クルマの両輪である」
というような言葉も飛び交い真剣な話し合いが繰り広げられましたね。
1か月ぐらいに亘る「話し合い」が一致点に来て「妥結」に至った
瞬間には私たち黒子も大役を終えた感じでそれなりに頭を下げていました。
その頃はもう少し時期が遅く、話し合いを終えて出る会場の傍の池の淵に
咲き始めたサクラを仰ぎ見るのも定番でしたね。
50年も前のことです・・・







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梅紅白そろい踏み

今年は梅の花が桜の花に比べて如何に長寿!かということを目の当たりに
しながら過ごしています。
このブログにも今年は何度となく梅を取り上げていますね。
今日現在、白梅は満開(少し過ぎ?)紅梅八分咲、まさにそろい踏みです。
(両者は少し離れているので、そんなことは知りません)
今朝がたの少し強い雨にも両者めげず、咲き続けています。
なかなか本格的な春の来ない今年ですがペースを譲りません。
他の花も刺激を受けてか、ワビスケ、芦、スイセンも頑張ってます。
春が来る前から、庭の花ケンを競う。
これも只一本、庭の先の方に20年前に植えたそれらに比べれば
遙かに若いサクラの木はいかに花を咲かせるでしょうか。
楽しみが一つ残ります。

   白梅は 笑み紅梅は 叫びけり  章
というところです。

  

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早や3月も10日前

逃げた2月も早かったが、やって来た3月も早いなあ。
これ皆な我が齢が感じさせること?
なかなかブログに向かえなかった大きな訳は・・
一応締め切りの設定されている「確定申告」の存在、毎年この時
と決まってるし、ほとんど年金収入しかない私にそんな負担は
かからないのですが・・気分かなあ。(やっとこの軛から脱しました)
今年の特性として考えられるのは、拝観客のかなりの増加。
それも以前から少しお付き合いのある関東系の旅行会社CTさん。
例年は先ず2月ころからこれだけ(当所にとっては)単位当たりの
お客さんが多く(平均20名オーバー)、回数も詰まっていることは
ないのが、今年は次から次。
色々な部署からオーダーが、受ける私宛飛び込んできました。
うれしい悲鳴が一渡りした後は、現実にそれらを受け入れます。
個人商店大騒ぎ。
末富氏の元気が頼り。
ひと山越えたところで、本当のハイシーズン。
あちこちから飛び込んで來る個人的な申し込みも、この道!に慣れて来た
私のカンから、かなりのアタリが予想されますね。(ハズレテも困るし・・)
この家全体の行く末を考えながら、当面の案内に当たってもらう人の養成も
同時進行。
80歳の坂を上りながら二人のジイサン無駄な力を省いてここは仙人力?(そんなもの
あるの?)
  
   力尽くして 春寒に 学ぶこと   中正

春風駘蕩といけますか。
  

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大後輩たち来る

昨日の昼頃、まだ冷たさの残る春の雨の中、近くの膳所小学校5年生の
諸君約10名が当所を訪れました。
膳所小学校は私の母校であります。
(昭和24年入学・・30年卒業。)卒業してから70年近くが
経っていますね。こんな諸君の来訪があるとそんなことを思い浮かべ、
そりゃあ年も取り、動きも鈍るわなとの感慨も浮かびますね。
今回は生徒たちの野外実習?の一環として学区内の名所旧跡を探訪する
というテーマで、いくつかの小集団を作って巡るというようなことらしく、
数日前先生の方から依頼がありました。
屋内の方は多人数が入ってもらうと、壊れやすいものも多いので、
今回は庭を歩きながら外から全般を見て、感じてもらうということにしました。
あいにくの雨でしたが、引率の先生の指導の下、たまたま生徒の一人のお父さんが
当所活性化のボランティアの一員で、何度も訪問したことがあるということが
分かり、その生徒も「案内」の役目を担ってくれ、全員随分熱心に観察!を
続けてくれました。
どこまで、春挙の意図を分かってくれたかは未知数ですが、10年後くらいに
彼、彼女らの心の中で発酵され、この作品!の正しい理解に到達してくれることを
祈りながら、大後輩たちにエールを送りました。
彼、彼女らには雨の冷たさをものともしない好奇心が漲っていました。

   春雨の あがるともなき 明るさに  立子
 
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