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あらあらもう、彼岸過ぎ

夏の初めに調子悪くなったこのパソコン。
私の技術力では如何ともしがたいところを、いろいろな人が
憐れ、と心を置いていただき、彼岸前ようやく旧に復しました。
おそるおそるパソコンの前に座り、始動ボタンをこれまたおそるおそる
プチンと押して・・
娘が準備してくれた「マウス」(この方が私は使い勝手がよい)を駆使して・・
いちばん扱いにくかったこのブログの部分がスムーズに操作出来るように
なりました。
10年続けた母校(大学)のソフトテニス部のOB・OG会長を退いたことも
タイガースが18年ぶりにリーグ優勝をしたことも、自分としての心の底から
書ききれなかったのは残念。
もう、80歳の年も半年を過ぎたのですが、このスピードに負けることなく
あたりの景色やわが心の動きをそれなりに留めていきましょう。
新しい!道具で。
   万象に しづか日つづき 秋彼岸  石鼎
  
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AREやこれやで1週間過ぎた

私はもとよりスポーツ好きで、野球も物心ついたころから好きでした。
関西育ちの例とて、タイガースにはシンパシーを持ちました。
初代ミスタータイガース藤村冨美男選手のファンでしたが、
中学生ころには引退したので、タイプは全く違うが、スマートで
好守備の三宅選手に転向しました。
近くに住む、春挙夫人の甥(我が家に住んでいたこともあったので、
兄ちゃんと呼んでました)が熱烈なタイガースファンであり、ときどき
甲子園に連れて行ってくれたので、実物の三宅選手の守備をグランドで
眺めてますます好きになりました。
後に日本一の監督になる、吉田選手との三遊間・・試合開始前の
守備練習を見るだけでシビレタことを思い出します。
中学入学時、何か運動クラブにと思ったとき、一番に野球部が
浮かびましたが、まだ背丈も小さく(背丈は中3から高3にかけて
グイグイ伸びました)、体力もそれほどでないことは自明だったので、
自分にふさわしそうな「軟式テニス」を選びました。
何気なく選んだこのスポーツがその後の高校・大学を通しての部活動での
よき友・先輩・師などとの出会いに恵まれる中で、我が人生の方向をも
決めたように思えます。
・・タイガースのAREから、話がえらい飛んでしまいました。
スポーツの持つ魔力、魅力にある意味取りつかれながら、過ごしてきた
市井の一人が、岡田監督の「ARE」に触発されて想いを飛ばしてみました。







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「天下一」よお前もか

季節が夏から秋へ移るように、世の中アナログからデジタルへ・・・
我が家の近く(徒歩5分)の湖岸沿いに、関西を中心に勢力を伸ばしている
ラーメンチェーン店「天下一品」の支店があります。
割りあい気楽に入れ、窓外の景色も琵琶湖を眼前に、彼方に近江富士を眺める
ことも出来るので、喫茶店代わりに訪れ、ラーメンをかきこむというより、
生ビールを楽しんでいます。
店の人も、ラーメン屋にアルコールを楽しみにやってくる、変わったじーさんを
すぐ憶えてくれ、黙って座れば、ジョッキを出してくれるので、余計気楽に
通っています。
数日前久しぶりに入ろうとしたら、店内何やら改装中。
何かキレイにしてるのかなと、引き返し昨日訪れてびっくり。
各テーブルには何やら訳のわからないボードが黙って立ってます。
そう、これまであちこちのいろいろな店で出会い、一人では手にいつも負えず、
静かに其の前を立ち去っていた注文機!です。
今日はいつものようにドッカリ座ってしまい、取り敢えずビールを
と周りを見回しても「例の」メニューブックもありません。
しばし、そのまま、ボードとにらめっこ、このまま帰ってしまおうか、
との思いも頭をよぎりましたが、そこへ店の人が寄ってきました。
幸い店内に客もあまりいない、この兄ちゃんを独占するか、ボード面を
さするのは最近、娘たちに買い与えられたスマホの操作で何とか慣れて
来ているし・・
店の人も、こんな具合の年寄りを安心させる訓練でも受けたのか、
「優しく、丁寧に」つきあってくれて、取り敢えずビールは
手元に運んでくれました。
いつもここで、ひと息つくのですが、今日は次に頼むラーメンメニューに
取り組まねばなりません。
ボードの画面に目をこらし、琵琶湖も近江富士もどこへやら、何とか
「注文終了」の文字までたどりつきました。
普通はここで,注文作業は完了ですが、自信のない私にはもうひと作業。
店の人を手招き(こういう作業は慣れてます)、「こういう注文をしたけど
通ってますか?」
店の人のOKの合図を得てようやくラーメンちゃんを迎える心の準備が
でき、もう1杯、「いつもの味」のビールを味わいました。
しばらく、「注文練習」に通いますか。
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月見る月となりにけり

暑すぎる夏、不調のパソコン・・・
相当イラつきながらの時間がようやく過ぎ、このブログも続けられるかな、
との思いが取り敢えず今、ありまして。
9月を迎えています。(と綴ります)
その初日(1日)は、ほとんど丸いお月様が、ほぼ座敷の正面に
上りまして。
この日を期して、日ごろ、古典文学の講義を聴く会を持っておられる
一行様10余名が、講義+月見の会を当所にて企画されてました。
実はこのメンバーの中に、私の高校時代の同級生W氏と以前当所で
展示会を開いたことのある、書道のM先生がおられまして・・
この二人の目論見は見事に天上の月に通じました。
齢から来る(?)夏バテに少し落ち込みかけていた私の心も、スカッと
上りゆく(ほぼ)満月とそれが例の庭内の井筒に見事に映るのを目撃して
素直に喜ばれるメンバーズの笑顔に癒されました。
この心もて、この秋に向いましょう。
月末には中秋の名月。

 満月を 生みし湖山の 息づかい  風生



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