SSブログ

春愁という言葉あり

陽の光に明らかに昨日と違う力強さが感じられる今日。
しかし、その光の中に何とはない愁い心も感じるのは事実。
ことの他寒い日が多かったこの冬を越え、「春の来ない冬はない」
・・希望の春・・などと単純に喜んでいた「青春」遥かに遠く、
今や玄冬・・春が来れば一つ齢をとるのは逃れられぬ事実。
愁いの本はこれか・・それにコロナ禍が加わって・・
春愁=よい気候の時になんとなく気がふさぐこと・・辞書は良い言葉を
用意してくれてます。
折しも、多病息災を誇る私・・昨日内科で、今日眼科、一週後は手のシビレ、
いずれも定期的に訪れる病院です。
それでも、元気に!これらの病院を訪れ得ることを奇貨として、
春愁も友の一隅におきましょう。

  生きている 限り春愁 つきまとい  一歩

などと邪険にもあつかわず。

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

春の光を感じつつ

今日は月例、かかりつけの医院での定期健診プラス薬貰いの日
です。
一か月ぶり、クリニックまで歩いて通います。
行きは少し上りの道を約25分。
この齢ともなれば、先ず歩いて行きつけるかが、一つの指標です。
歩こう!という気分もそうですね。
晩秋から冬の間は、この「気分」も、少し励ましてやらねば
なりませんが。

小・中・高とずっと歩きでの登校(下校も)でした。
友と一緒でしたから、退屈することなく、
今のように「歩くこと」に気持ちを傾けることもなく、
どちらかと言えば素朴な道を素朴に歩き、知らず知らず学校につき、
1時限の授業が始まるまで、只管遊んでましたね。
そのころよく動いたことが今もまだ動ける(動くことに抵抗感を覚えぬ)
原動力になってるのかなと勝手に思ったりします。

当然、先生も、今の私の身体の具合のほどは、かなりよく知っておられるので、
取り敢えず順調に見える限りは肩の力を抜いて接してもらえます。
それがまた、安心感をもたらしてくれます。
この関係もどれだけ続くのでしょうね。
この一見平凡な接触が1年、2年・・・と続きながら、「日常」を
築いていくのでしょう。
家族も同じようなものかな、などと思いながら、今月も
診察を終え、少し下りの道を我が家へ戻ります。
空では「もう春」の雲がその私を追い越したり、止まって眺めたり。

   春の雲 溶けて流れて 結ばれて  虚子
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

梅の花もう少し

もう2月も半ばを過ぎ。
それにしても「春は名のみ」
今シーズンは 寒ー という日がよく来てます。
小・中学校の頃はこんな日が当たり前だったんだろうな、
とそのころの校庭や通学路の風景をふと思い出したりしながら。
校庭の方の思い出が強いですが、我が庭もきっとそうだったんで
しょうな。
そのころ、きっとこの頃、こんな風にこの白梅、紅梅は
彼らも盛年の思いを吐きながら、春に向かおうとしてたんでしょうね。
ああ春近し・・20歳(はたち)の頃、ただ軟式テニスのボールを
打ち続け、大学近くの吉田山の辺りを走り続け・・こんな思い出ばかりが
ぐるぐる巡りくる齢頃となりました。
こんなことを記す気になったのは、今朝電話を貰った大学同級生の
幹事君からの、「威勢のよかった同クラスのN君(彼も体育会・・カヌー部
だったか)の訃報」のせいかも知れません・・こんなことも多くなるなあ

  紅梅の夢 白梅の こころざし   章

こんな時代もありましたねええ。


nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

2月は特に早く、もう半ば過ぎ

2月17日。
もう1か月で私は満79歳、70代のドン詰まりへと入っていきます。
2月逃げ月、今年は特に前半に、三河の方で、人間ドック、(娘たちによる)
スマホ特訓の開始、マイナンバーカードの取得申請、コロナ予防注射接種#3
と、あまりうれしくもない事が続いてあった(何とかすべて適当に済ませたが)
せいもあって、例年と違う疲労感も味わいながら何とか乗り切ったという
感じだけが残っています。
勿論中でもスマホは、先回も記したように、エッチラオッチラ、自分なりに
進んでいるような、止まったままのような・・
連日特訓代わりに、三河から呼びかけてくる娘たちのメールに返事をするのが
なかなかの日課。
まあ、意志の疎通は何とかできるようになってますが。
この2月を越えれば暖かいハル、と言いたいですが、春挙関連の
行事が現れます(もう影が現れてます)。
これは、進めて下さる人たちを信じて、任せるより他はありません。
こういうときの開き直りやエエ加減さには自信があります・・

 日日の 追はれごこちの 二月かな
久保田万太郎さんでもこんな気分だったようですから。

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

今年もこの辺で人間ドック(はいいけれど)

行って来ました三河へ。
年に一度の人間ドックは、大部前からこの時期、岡崎で、
と定まっています。
そして、すぐわかる、胃カメラの結果も今年もまあ昨年並みに
胃腸は元気のようであるとの先生のお墨付きを頂いて
いささか気分よく・・
問題は、同時にこれは娘たちに以前から宣告されていた、
ガラケイ→スマホの転換作業、という我が人生最晩年にもたらされた、
もう一つ(別の一つは春挙生誕150年の諸行事)の「大行事」!
娘たちが二人懸かりで、手取り足取り教えてくれるのですが、
先ず、以前から頸椎神経圧迫の影響でシビレテいる指先が画面を
なかなかスムーズに滑らない、という嫌な問題に悩まされました。
画面を変換するとか、文章を作る以前に我が前に立ちふさがります。
これは、当分夜もうなされそうです。
意のままになり難い我が手指君と、練習有るのみという人間行動の
基本の一つに立ち返るほかはないですね。
進展のほどは、また本ブログ上で報告しましょう。
今日はこの辺でご勘弁を。



nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

こんなええ言葉あったんや

浅学を恥ずるのみですが・・
いつもの朝の習慣みたいなものですが。
年寄りの常として、朝は早く目が覚め、それでも、寝床には
未練タップリで、手を伸ばせばスイッチが届くところに
ラジオをおいて、起きるでもなく、眠るでもなく、そこから
流れるMCらしき人の声が耳に入るにまかせています。
今朝、その声がリスナーからの便りとして、「この時期
セッチューシユウという良い言葉があります。」と伝えて
います。
ウン?何じゃそれ、聞いた事ないなぁ・・と思わず耳を澄まします。
「雪中四友」と言って、桜の前に、厳しい冬のさ中に花を咲かせ、
人の心を春に先駆けて暖かくしてくれる、梅・蝋梅・山茶花・水仙
の四木を指すのだそうですね。(既知の方は半分笑いながらお付き合い
ください)
そういえば、我が庭の周りを見渡せば、梅だけは紅白とも庭内にあり、蝋梅は
お隣の戒琳庵さんの庭、山茶花と水仙は琵琶湖側に隣接する大津市の公園内
にあります。
20年も見続けているのに、そんな関係性にも気が付きませんでした。
あらためて、その言葉を口にしながら、眺めてみると、より親しみに似た気持ちが
湧きあがってきますね。
インターネット調べてみると、「厳寒三友」・・松、竹、梅・・も
我が家には揃っているのでした。
元気のあるうちに知ることができてよかった・・・
nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感