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老人にも春近く

日が差し始めると、俄然空気が温かくなる・・
そんな頃となってきました。
寒さに首をすくめるだけだった、老人にも、「案内」以外にも
「出番」がやって来てます。
例えば、昨日など
・ネコのフンの片づけ(特に庭の中の場合はお客様のため
 ・・お客様には知ってもらえない=大事)
・溝の片隅に吹き溜まる落ち葉掃き(これはボランティアさん
 にもやっていただきますが)
などなど、表面に出ないがへいぼんの
大切なことと自分では考えて全力を傾けます。
他にも些事と思えることもも多いけれど「神々は細部に宿り給う」
また「草引き即禅」の心。
年よって来て初めて分かる平凡の非凡。
ふゆが去って春が来る・・これもそうですかな。

 今日できる ことは仕上げて 春隣  汀子

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もう1月もすえに来て

トソを汲で、箱根駅伝を青山学院が制するを見て、
我らは京都四条河原町に出て、青春時代何かにつけて飲みに出た
「ミュンヘン」で元気な連中とホボ昼のみして、少し早く戻って
(しかもほとんど素面)家内を驚かせ、その間に恐るべき
地震の戦きを少し感じたりした、3が日をもはや遙かに。
令和6年がするすると始まっています。
今月も早や最終週。
我が家に今日は、膳所地区を案内するとて、この地の面白きところを勉強される
有志の勉強会の一行が訪れていただき、約10名の方々が楽し気に、こちらもそれにつられて・・
今年のほぼ仕事はじめ。
何となくおどろおどろしく始まった今年の、灰色を吹き飛ばしましょう。
いかなることをもさらりと笑い飛ばしましょう。
80歳(もうすぐ81歳・・小中同学年ではかなり後)の
新年初月が素早く過ぎていきます。

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久々の膳所仏教会の集まり

私も今は生まれ故郷膳所を中心に生活し、80年前に生まれた記恩寺の
住職という立場にも一応あります。
膳所には城下町として21か寺という人口に比べて比較的多くの
寺があります。
今から70年ほど前情報の交換と共有(そして少しの親睦)
を主な目的として膳所仏教会が結成され、ずっと会合も続けて来ていました。
しかしコロナ禍により、会議実施不可能に陥ったまま今日に至ってました。
もっとも、会長、会計など、役員だけは輪番制により引き継がれ、
再開のできる状況だけは図られてました。
今年の1月会議実施のため、出欠の返事をするようにとのふれが
昨年末会長寺から配布されました。
私はそんなに熱心な会員ではないけれど、3年のブランクの後
どんな方針が出されるのだろう、果たして再開時の出席者はどれくらいだろう
と、他人事のような興味もあって!出席しました。
出席者11名・・見事5割の線、面白く微妙な出席率だなと一人合点しています。
ゆっくり顔を見合わせる人も3年間あまり会ってないとつくずく「年よらはったなあ」
との思い(自分もそう思われてるやろな)、2,3人若いほとんど見知らぬ顔
の人たちは代の替わった跡継ぎさん。
こんなところでも時の移ろいを実感しながら・・
中断される前と同じ、会の運びのうちに滞りなく終了。
会長さんから配られた資料の中に提案事項一つ。満80歳に到達
した者は、役職就任を辞退することが出来る・・これを確認出来たのは、
今回出席した最大の収穫。
帰路一段と寒さ厳しく、その上暗さも増した15分の道のりを元気に歩いて
戻れたのもうれしいことでした。

  我が辞書に 老残は無し 寒波來る  五郎
とまではうそぶけませんが。








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今年もやるぞ拝観案内

ここ数年、春挙に関する行事が続いて、おかげで蘆花浅水荘に
訪れる人たちも飛躍的に多くなり、またいろいろな行事にここが
使われることも明らかに多くなっています。
もう10年若かったら・・とは言いますまい。
セラヴィー。
100年前に春挙が楽しみに楽しんで作り上げたこの建物を
いろいろな人々に直に味わって貰うことが私(たち)の基本命題です。
今年も昨日がその第一日でした。
関東からの熟年女性三人組。知ったのは「百年名家」。3年前にBSTv
で放映された効果はまだその影響力を保っています。
というか、放映直後にコロナ禍が日本を覆い、特に関東方面の
人たちは動くに動けず、「動けるようになったら行くぞ!」と
思っていただいた方多く、昨年半ばころからその数急増しています。
今年も期待してよさそう。
昨日のメンバーも、プロではないが、かなりこういう建築物には
目が肥えておられるようで、最初に座敷の柱や天井板を眺めただけで
嘆声を発しておられました。
TVもいい伝達媒体だけど、わざわざ来て頂いたかたに実際の
「空気感」とでもいうものに触れてていただくこと、これが説明者の
やりがい!と心え・・
その思いを手元に引き寄せながら今年初仕事を終えました。
今年の私(たち)は、さらに新たに加わった、この春挙の名作を
いかに後世に残していくか、というかなり重い命題にも本格的に取り組みます。
これは小手先では歯が立ちませんが、さらにいろいろな方々の
お知恵を借りながら取り敢えず一歩一歩進む決意です。

 大寒の 身軽に集う 会となる  汀子

から今日始めます。重き道にも軽き一歩。我が進み来た「軽み」です。


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我が初詣

新年初日に能登半島辺を襲った地震はその被害の大きさが 日を増すごとに甚大、かつすごい事が明らかになっており、 いつもの癖で、ふとTVを見るとどの局もその悲惨さを告げています。 朝起きて、この齢にしても「さあ今日も元気に!」とそれなりに我が身を 励ましながらことに向かおうとするその目の先のTV に映る被災地のドロドロ した風景がその意気を萎えさせます。 そんな朝を繰り返しながら(おまけにここ数日はこの地の天候も曇りがち) 鬱々と10日間が過ぎました.. ようやく、昨日明るい日差しが我が上にやってきました。 (すべて閉ざされてしまってる人たちのことを思えば有難い事) 気分転換も兼ねて、大学入学以来ほとんど毎年訪れている京都の 吉田神社に向かいました。 10日過ぎの平日ともなれば、初詣客もごくわずか。 割合短く緩やかな上り坂を歩き続けます。 我々の年頃にはこれ位がちょうどよろしい。 呼吸や足取りが乱れかける前に神前の鳥居の下にたどり着きます。 願うことは身の健康と安全。 こんな願いなら膳所の近くのお宮さんでもいいのですが、「青春の思い」 を取り戻す!意味も込めてここにお参りを続けます。 御守りと御札を買い求めて我が今年の初詣は無事終了。 久しぶりの青空が微笑みかけてくれてます。   躓くな つまづくなとて 初詣  千枝子   恙なき ことこそ願ひ  初詣  洋子
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令和6年(2024年)始まり

昭和99年(昭和の子・・昭和18年生まれの私には、自分史を語る場面
を出すとき、一番計算しやすい)となりました。
そして3が日が早や過ぎました。
「穏やかに過ぎた」と言いたいところでしたが、1日の夕刻、石川県輪島方面を
中心に大地震が襲いました。
阪神淡路を上回るマグニチュードとか。琵琶湖の南に位置して、かなり離れている
我が町膳所でも結構長く、かなり大きく感じられる揺れでした。
4日となった今でもTVは惨状に回復の兆しがあまり見えないことや、
現地近くに余震が頻発していることを伝えています。
天災は、時の政情が頼りないときにやってくるようにも思われます。
この齢ともなれば、これ以上豊かな晩年をとまでは望みませんが、
せめて現状維持で頼みまっせとつぶやきたくなります。
「今日よりは明日の生活がよくなるという実感を感じる政治」
と、壊れたレコード(これも死語か)のように繰り返す一国の
責任者を「本気かいな、ちょっとずれてへん?」とななめに見ながら・・・
自分のことは自分で守る、うーん・・
これが今年の年頭実感・・

  一月の 速さ年取り ゆく速さ   博久





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