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今年も五月ゆく

当たり前といえばあたりまえですが。
長い月五月もまさにアッという間に31日。
特に今年は、このブログにも、皆さんにうんざりされるほど
書きつけて来ました。
そう、3月から6月まで続く、春挙展歴史博物館版~春挙展県立美術館版
のオオヤマと最初から目していたその五月が今日を以て
とに角何とか無事に終わりを告げました。
昨夜は、ラストスパート前祝とて、晩年のこの10年ほどを、親しき、楽しき
飲み仲間として、お付き合いいただいている、Kさん、Aさんご夫妻
と杯を交わしました。
(酒が大好きだった・・私も幸か不「孝」かこの血だけを引いている・・春挙
 にまつわる事にはこれが一番)
タクシー降りる時財布を落として知らぬまま、というハプニングもこの人たちの
アシストで事なきを得、気持ちよく!最終盤に向かっています。
今日も楽しき来客との出会いに終始しました。
そして明日から春挙展最終月6月。

  乗り越えし 五月の込みし スケジュール  汀子


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ワークショップなるもの

滋賀県立美術館も、「春挙」展の進みに連れた企画を。
それが昨日、当所で行われた「ワークショップ」でした。
ワークショップ・・直訳的には「体験型口座」。
各地の美術館の行事の際には割合普通に行われているようで、
基本的にはその行事に関心を持つ人たちを募集して、参加型の
ある「実践」。
今回は、当所=「春挙のアトリエ」で実際に絵を描いて見よう、
しかも指導なさるのは、京都日本画界で「今」売り出し中の
プロの画家さん。
絵心のある人にはこたえられん仕掛けですね。(応募は2倍以上とか?)
私も、往時「好きなようにやったらエエ・・基本さえしっかりしてたらな」
と言っており、事実そのように弟子を育てた春挙の意図にそのまま添うものと
一も二もなく賛成。
私どもは、私たちの拝観客を案内するのに追われ、折角の現場をじっくり
見ることはできませんでしたが、参加者から聞き集めたところでは
まさにグー。
100年後にも、色々な人(教える人も含め)にいろいろな感慨・感興を
与えてくれるオジイチャンにパチパチ(孫の拍手聞かせたかった)


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ときの過行く中で

春挙展、終盤に差し掛かってきました。
春まだ浅き3月半ば前、大津歴史博物館での「蘆花浅水荘と山元春挙画塾」展として
始まった「春挙展」、盛況のうちに滋賀県立美術館での春挙作品中心の
展覧会にその場を移していただき、後1か月を残すところまで来ました。
当然、移りゆく季節は夏の色を見せ始め・・
両展覧会に呼応する形での、蘆花浅水荘拝観も何とか続けることが
でき、訪れるお客さんたちに楽しんでもらっていると自負出来ています。
「春挙さんの絵も見て、このお屋敷も見て、ホントに楽しい日でした」
と言いながら去って行かれる人々を見送り、「我れここに生ける験(しるし)
あり」と呟き、最晩年をそれなりに楽しみつつ、今夜はどんな夢が見られるのかなと。

  短夜や 夢にもならぬ 夢を見て  加津夫

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(今度は)マイナンバーカードの取得

のため、三河へ行って来ました。
約10年前、岡崎市が発行してくれた、身分証明書の期限が切れ、
運転免許証などとっくの昔に返納している私としては
身分証明の手段を最も簡単に出来るのは、いよいよこれ位しか
なくなりました。
何だかめんどくさいですが、まさかのときのため、止むを
得ません。
春挙関連の行事の暇を見つけて、やっとこ行って来ました。
勿論、介添えつきです。
スマホのときは下の娘でしたが、今度は上の娘と妻です。
市役所の担当の女性の前に座り、発行の手続きを始めます。
多分、説明のペースを限界近くまで落としてくれている
その担当の人の言葉を噛みしめながら、進めます。
それでも、判りにくいコトバが出てくると素早く娘が
引き取り、ホンヤク!してくれます。
特にマイナンバーカードの発行が無事済み、新発行による
「特典」で何だかポイントが貰えるという手続きに入ると
もういけません。
完全に娘まかせ。何だか終わったような瞬間になり、ホッ。
取り敢えず、新身分証明書となった、マイナンバーカードだけは
後生大事に財布の定位置にしまい込みました。
次の更新手続きは10年後のようですが、そのときは
果たして私は・・・・?

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GWを抜けるとそこは梅雨入り前だった

GWも終り、世の中のヒトの流れも少し落ち着いてきたのでしょうか。
或いは自分たちで設定していた大ヤマをまあうまく通り越して
こちらの方の気持ちに少しゆとりが出たのでしょうか。
この一週間は雨模様の勝る中、割合静かに過ごせましたね。
来訪の方の中にも、4月頃の「大津歴史博物館」での春挙展に
刺激を受けて飛んでこられた風情の方も見受けられたのが、
ここへ来て、「去年の<百年名家>をTVで観て、コロナがようやく
落ち着いてきたようなのでやって来ました」とおっしゃる方も
目立ちます。
ふーん、自分の説明も満更でなかったわい、とホクソエミかけると、
「何しろスタジオの小沢先生のご説明がとてもお上手で熱心だったもの
ですから・・」とたたみかけられ、そりゃあそうだわなと納得。
100年後に通じる、春挙の芸術力にあらためて感心。
そんな余韻にもひたりながら、少しゆっくりした時間を味わったり
出来てます。
雨は今日も静かに降り続きます。

  竹の葉落つ 梅雨入り前の いささ雨  翔


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無事に抜けたGW

4月29日に始まったゴールデンウィーク、万緑いよよ濃くなる中
まさに暮れんとしています。
春挙生誕150年記念(何度も書いてます)として3月12日に、
大津市歴史博物館での「蘆花浅水荘と山元春挙画塾」展から始まり、
ほとんど引き続く形で、滋賀県立美術館で行われている「山元春挙」展の
終わるのは6月19日。
その間、当蘆花浅水荘の公開(案内)も出来るだけ数多くしょうと
企画してくれた末富氏も最初から、丁度全期間の中間の
このゴールデンウィーク10日をを天王山と位置づけ、受付も含めた応対力!
をここに傾注する作戦を立ててくれました。
そして・・多少の齟齬はありながらも、応援の皆さんの健闘も
頂き、今日通り抜けることが出来ました。
明日は今回初めて設けた「休館日」(3回目)。
緑の空気を吸いながら英気を養い、後半戦に向かいます。

  いちにちの つかれ仰げば 若葉したたりぬ  山頭火


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早や五月orやっと五月?

この齢ごろの例年なら、月日の経過の速さを嘆くのみでしょうが。
今年は違いますね。
春挙生誕150年を記念しての美術展の片棒を、当所なりに
担いで、ようやく「歴史博物館の部」を乗り越え、休む間もなく
「県立美術館の部」に入り込み昨日5月を迎えました。
エッチラオッチラ感は拭えません。
このゴールデンウィークの大ヤマ(と、ボランティアで何の因果か
私とヤジキタ的運命をともにすることとなった末富氏とボヤキながら
名づけた箇所)に一歩を踏み込んだところです。
武器は誠意とエエ加減さ。
6月19日のゴールまで、何とか歩き続けましょう。
心地よき(はずの)五月。

  うなじ吹く 風に醒めをり 五月来ぬ  星眠

  木々の香に むかひて歩む 五月かな  秋櫻子

当所を訪れられたことのある、両大御所の作を杖!として。

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