昨日歯科今日は泌尿器秋の暮

もともと「多病息災」をうそぶく私。
頭のてっぺんから腰のあたりまでいろいろな病っ気（やまいっけ)
を持っています。
それぞれ薬も貰い、毎日薬を間違えずに飲めることがボケ防止
に繋がっているようにも思えます。
カレンダーにそれぞれの診察の日を過たず記録しておくことも
そうですね。
この１０月にはそのうちの「入れ歯」をきっちり埋め込んで貰う日と
前立腺のPSA値チェック＋先生の指先による探査の日が
相続きました。
お二人とも近所の評判良く、私も１０年以上診てもらっていて、
全く安心して先生の前に寝たり仰向いたりします。
連日ではありますが、全く精神的負担を覚えることはありませんでした。
数日過ぎた今、全く快調そのものです。
何気なく過ごせる毎日をあらためて有難く思います。
８０．５歳の日。

　この面では
　　半生を　風と過ぎたり　秋の暮　　俊子
　　　とも。

　　

日本の秋来る

ようやく、本物の日本の秋が来た。
また短いようだけど。
それでも、例年のとおり、ほとんど同じ時期に入ってくれた
植木屋さんの腕は違わず、すっきりした秋の木々の光景が
座敷の眼前に広がります。
２，３日前、久しぶりに（正確には４年ぶり）大学時代のクラブの
近い同級生との「テニス合宿！」に出かけてきました。
以前にはその様子もときどき載せました。
１５年前に始まって、１０年続き、我が年代はそれなりにその
年どしを通じてその活動を満喫し、一旦休止しました。
そして、我らの後輩が勿体ないから続けようと、幹事の交代まで
きっちり終え、さあ続けよう、というところでコロナ禍。
そして、今年・・ようやくコロナ禍が明け、新体制（少し若返り！）で
再開。
旧メンバーのお一人は亡くなり、若干名は不参でしたが、８割近くは
現れました。
私もプレーは出来なくなりましたが、夜の部は当然「参」．
北琵琶湖畔のホテルのパーティを満喫してきました。
翌朝ホテルの窓から眺めるテニスコートの彼方には､
琵琶湖の波とそのうえに広がる秋空と雲｡
青春の残照がまざまざとそこにありました｡
其の残像を目の奥に､近江路を戻ってきました｡

湖とそら 合わせ鏡に 秋澄めり 富久子

心は秋晴れ？

きっちり秋は来たようで、空気も空の色も「秋の気配」立っています。
もう、今年は不順な夏に戻ることはありますまい。
ただ、私のブログ作成のペースはこの場で誓った！ほどには戻って
いません。
周りや行く末のことがいろいろ思われてきて、また拝観のハイシーズンも
順調！にやってきて・・
なかなかパソコンに向えません。気が付けば１０日以上ブランク。
この時期ようやく恒例の植木屋さんの作業も始まり終わり、スッキリした庭
がそこに見え・・
タイガースが１８年ぶりに悠々とリーグ優勝を決め、引き続く、（訳のわからない）
クライマックスシリーズとかも順調に終え、岡田監督の頭の良さを実感させられている
８０歳の我が身・・
これが今年の我が秋。

　　　山川草木　悉有仏性　秋日和　　伸一

１０月早や中旬

一旦崩れたブログ作成ペースなかなか旧に復しません。
目の付け所、意識の集中先が定まらぬまま、時だけが素早く
過ぎていくのです。
１０月１０日、我々世代の者には「体育の日」として定着していましたが、
今はすぐ近くの日曜日に引っ付けられてうろうろします。
お役所や学校はすぐ連休となり、これも生活のリズムを崩しますね。
そこへ天候の不順が加わって、バイオリズムも狂ってきます。
セミの鳴き声や赤とんぼの舞う姿がようやく消えて、「夏が終わったか」と
思ったら、もう秋が半ば過ぎかけ・・
昆虫の行き来に惑わされず、せめて不動の松葉の色や蘆の茎・葉・花の
動きを方へ気持ちを移しますか。
リズムの取り方にも、生き方の変化を持たせましょうか。
（とこの瞬間は思っているのですが）

　　色変へぬ　　松と相識り　ともに老ゆ　　風生

ぐらいの心境になりたいですが。

ようやく「秋」が来た？

不順な天候や不調のパソコンに悩まされた９月が去り、
１０月の來るのと呼応するようにいわゆる「秋風」が
吹き始めました。
９月最終日とその前日は空も晴れ渡り、「名月」を
お客さんのお相伴で鑑賞することが出来ました。
庭の一隅にある四角い手水鉢（ちょうずばち）に一杯に
張った水面に月が映るのをお客さんを案内しながら
一緒に眺めるのは私にもある種の「至福」。
百年前の春挙の仕掛けに感謝あるのみです。
下界の天候が不順になっても、天界の月の運行は不変でしょう（多分）。
後何年・・の思いは徐々に重くなっているのも事実ですけどね。
この時期を待っていたように蘆の花も咲き始めました。
短くなった「秋」？の気配をしばらく味わいましょう。

　　生も死も　流るるのみや　秋の風　　巴字