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大後輩たち来る

昨日の昼頃、まだ冷たさの残る春の雨の中、近くの膳所小学校5年生の
諸君約10名が当所を訪れました。
膳所小学校は私の母校であります。
(昭和24年入学・・30年卒業。)卒業してから70年近くが
経っていますね。こんな諸君の来訪があるとそんなことを思い浮かべ、
そりゃあ年も取り、動きも鈍るわなとの感慨も浮かびますね。
今回は生徒たちの野外実習?の一環として学区内の名所旧跡を探訪する
というテーマで、いくつかの小集団を作って巡るというようなことらしく、
数日前先生の方から依頼がありました。
屋内の方は多人数が入ってもらうと、壊れやすいものも多いので、
今回は庭を歩きながら外から全般を見て、感じてもらうということにしました。
あいにくの雨でしたが、引率の先生の指導の下、たまたま生徒の一人のお父さんが
当所活性化のボランティアの一員で、何度も訪問したことがあるということが
分かり、その生徒も「案内」の役目を担ってくれ、全員随分熱心に観察!を
続けてくれました。
どこまで、春挙の意図を分かってくれたかは未知数ですが、10年後くらいに
彼、彼女らの心の中で発酵され、この作品!の正しい理解に到達してくれることを
祈りながら、大後輩たちにエールを送りました。
彼、彼女らには雨の冷たさをものともしない好奇心が漲っていました。

   春雨の あがるともなき 明るさに  立子
 
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