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そしてもう1月最後

寝正月から目覚めて、昨年末からまだ腰のあたりの断続する痛さ(軽いのですが)
に、これはギックリ腰というより、年齢から来る筋肉の衰えかなあと
自分に言い聞かせたりしているうちに1月も31日となりました。
この時期恒例、町内のお宮さんに「節分厄除人形」を持ち込んでお祓いを
してもらう行事があります。
配られた「ひとがた」に少し名前などを書き込みそれぞれの厄の
少なからんことを願います。
私は、父親に「性別・数え年」を書くようにと言われて
幼いころからそれを続けています。
そして、いよいよ今年書き込んだ数え年は「80才・・」
いやー、ここまで来たか。そこに80という数字をみると
あらためての感慨・・取り敢えずまだ衰えたりとはいえ普通に
動けるかな・・
1月という月の早すぎる経過をそこに感じながら、多病息災と
「ひとがた」に祈り込めました。(これまさに神頼み)

  春めくと いふことの葉を くりかへし  みどり女
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また(まだ)雪

久々によく雪が降りました。
しかも二連荘(懐かしのマージャン用語)です。
よく降った雪がやっと融けたと思った次の朝、起きて、
見るとまた同じように積もってます。
小学生のころはよくこんな景色を庭先に見ましたが。
(庭先だけでなく校庭でも)
二日目の今日は空は青く、日ざしはやや強く・・
積雪の消え方も少し早い。これは、季節が真冬から、浅春へと
進んでいるアカシとでもいうべきでしょうね。
昨年はこうした季節の移り行きが感じられると、大きな行事の
到来を予感したものですが。
今年は、普通に春の到来を待ち受ける心です。
それよりも大きな我が齢(よわい)の動きを感じながら。
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寒中寒あり

大寒を送ったところで、冬将軍もその寒さに気づいたか。
「10年に一度」とか「今季最強」の肩書付きで「寒」が
日本列島全体を覆っています。
昨日の夕方から急に激しくこの辺りに降り出した雪は
今朝、庭一面をフンワリと包みました。
陽が出たり引っ込んだりしてますが、今回の雪は簡単には融けてません。
今日の午後もまた冷え込み、そこへまた雪も来るようなので、
寒さは寒さとして、久々に雪景色を楽しめそうです。
身体は子供の時のようにその上で飛んだり走り回ったりは
する気にもなりませんが、心だけは童(わらべ)で・・
 空を見やれば

  大寒の 一湖の空の 濁りなし  克己


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こんなお客さんもあり

年が改まっての来客、一人目・二人目とも、若い女性。
しかも当所には割合縁の深い京都工芸繊維大学の建築系
学科卒との事。
こいつあ春から、因縁めいて・・
特に二人目の女性は、以前一度訪れたことがおありで、自分の
専攻と直接関係はなかったが、とても感銘を受けた、今回
京都にて、町家で暮らしながら、建築事務所を開くことにした。
そのときにあたり、当時の感懐を思い出し、新しい門出の力添えにしたい。
いやあ、いつもと違う感慨をこちらも覚え、案内にも力が入りましたね。
(普段手を抜いているわけではありません)
春挙の芸術力!にあらめて感心・感謝・・
彼女の前途に光明灯り続けることを祈りつつ、お送りしました。
私自身も若い力をもう一度(張り切り過ぎぬ程度に)と。

  老をおもひ いまだとおもひ 年立てり  貞


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寝正月から目覚めつつ

ギックリ腰というイターイ眠り薬で眠りについたのは
昨年のどんづまり。
眠るともなき眠りからようやく目覚めてみれば、世間はオトソ気分も
醒めてます。
眠っているうちに亀さんに追い越されたウサギよろしく、脱兎の如く
駆け出さん(今年はウサギ年ですな)。
しかし、慌てて駆け出せばまたギックリ腰に仲良くされるでしょう。
ここは慎重に、しんちょうに。
昨年のように行事や日程に追いかけられることは当面ありません。
この「蘆花浅水荘」を長い目で見ながら、「如何にせんや」をじっくり
考えましょう(といってもまあ、3年計画ぐらいですか)。
色も姿もあまり変えない庭の松でもゆっくり眺めながら・・

  庭松に 月も宿れり いね積まむ  蝶衣
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ギックリ腰ようやく癒えんとして

年末年始つきまとわれたギックリ腰、懸命に節制(要するに安静=寝正月)に
務めた甲斐あって、かなり旧に復してきました。
そろりそろりと動き始めます。
先ずは1月8日(日)、かねて約束していた、クラブの後輩の
N監督と彼の同年代のM君、大学の近くの食堂で出会いました。
目的がありまして、新年初飲みという私の恒例のような集まりでなく、
コロナ禍でなかなか大勢が集まれないうちに時が経ち、OB・OG会長としての
の任期が延び、もう80才を迎えんとする齢まで来た私の後釜の選出に
ついて、話すという割合真面目なものです。
第一段階として、「候補」を選出しようという訳です。
地域(大学に近い事)、年齢(年寄り過ぎず若過ぎず)、現役諸君の思考
行動にまあ寄り添えること・・などを条件に名簿覗き込みながら、
ある程度絞り込めました。
方向も出ず我が腰がまた痛みだす、ということはありませんでした。
後は候補者たちと年齢の近い二人の行動力に任せればよいか、というところです。
ついでに、近くの吉田神社(徒然草の兼好法師がかつていたところ)
でお札をもらい受け、その場を後にしました。
1日置いて10日、今度は我が家においての仕事始め・・お客さんの案内です。
朝起きた時、腰のまわりの状態は特に問題はありません。
しかし慎重に(いつもこの辺で失敗するので)迎えます。
親娘の二人です。娘さんは当所にはお馴染みの京都工芸繊維大学建築科の
修士課程在学とか。
熱心に見る二人をゆったりとご案内することができました。

こうして、2023年がゆっくりと動き始めました。


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新しい年が明けたが

2022年(令和4年)が行き2023年(令和5年)がやって来て、
「早や3日」が過ぎてます。
今年の年始を「ギックリ腰」の状態で過ごすことになったのは、
このブログでも綴りました。
要するに「寝正月」として過ごすことを。
とに角ギックリ腰になったら安静しかない、私も自分が経験した、
過去3度(だったと記憶)のこの症状から、学んでいます。
そのつもりでは居ても、春挙生誕150年の諸行事や、それに引かれて
やって来られる人々の数や熱意は私に平安を許しません。
やっと最善(と思える)の対策として出来たのは、「何もしない。動かない」
(もともと、80歳に近くなって、休むも働く(?)もないはずなんですが。)
そして手に入れた寝床三昧!の3が日。
(もっとも妻は少し白い眼でみてます。その痛みの原因の半分位いは
症状が少し出たあたりでも構わず、お酒と仲良くしていたからとの判断のようです)
人生の最後半で働き過ぎたのは事実だから、休みすぎもええでしょ、と
開き直ります。
3日目の昼過ぎ、ベッドからユックリ起き上がり、その辺を少し歩きます。
去年の大晦日よりは我ながらしっかり(程度はかなり低いが)動けます。
これなら、近くのお宮さん参りもエッチラオッチラならいけそうと、
往復10分ほど外の空気を吸いました。
今日(4日)の朝、さらにちょっと軽快の感じ。
ここらが大事なところですね。もう少し無精を。
無為こそよけれ、を今しばし。

よい句を見つけました

  虚しさに 似て幸せや 三が日  白葉女


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