我が初詣
新年初日に能登半島辺を襲った地震はその被害の大きさが
日を増すごとに甚大、かつすごい事が明らかになっており、
いつもの癖で、ふとTVを見るとどの局もその悲惨さを告げています。
朝起きて、この齢にしても「さあ今日も元気に!」とそれなりに我が身を
励ましながらことに向かおうとするその目の先のTV に映る被災地のドロドロ
した風景がその意気を萎えさせます。
そんな朝を繰り返しながら(おまけにここ数日はこの地の天候も曇りがち)
鬱々と10日間が過ぎました..
ようやく、昨日明るい日差しが我が上にやってきました。
(すべて閉ざされてしまってる人たちのことを思えば有難い事)
気分転換も兼ねて、大学入学以来ほとんど毎年訪れている京都の
吉田神社に向かいました。
10日過ぎの平日ともなれば、初詣客もごくわずか。
割合短く緩やかな上り坂を歩き続けます。
我々の年頃にはこれ位がちょうどよろしい。
呼吸や足取りが乱れかける前に神前の鳥居の下にたどり着きます。
願うことは身の健康と安全。
こんな願いなら膳所の近くのお宮さんでもいいのですが、「青春の思い」
を取り戻す!意味も込めてここにお参りを続けます。
御守りと御札を買い求めて我が今年の初詣は無事終了。
久しぶりの青空が微笑みかけてくれてます。
躓くな つまづくなとて 初詣 千枝子
恙なき ことこそ願ひ 初詣 洋子