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梅雨入り宣言ようやく

この欄でも少し心配していた(当欄が心配しても、どうなる訳では
ありませんが)、今年の梅雨入りの時期。
この地方にも昨日発せられたようですね。今朝の新聞は、「湖国梅雨入り」、
平年より15日、昨年より23日とその遅さを強調しながらです。
春からの天候不順は、長く「季節」の移り行きを当然のものと受け入れながら
生活してきた我らが年代にも驚くべき変化を見せるようになっていますが・・
ここで、「入った」梅雨の季節はこの後如何なる動きを見せるのでしょうね。
天を仰いで追いかけましょうか。
ひとまずは、兎に角少し(以上)狂いながらも辛うじて帳尻を合わせたかに
見える自然の動きに同意しながら。

  漸くの 梅雨入りに先づは 安堵せり  晄

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昨日東大・今日熟年

今日のタイトルでは、当所に来ていただくお客さんの層の広さを、
感じるままに現してみました。
特に、この3,4年、TVの全国版で放映してもらったり、春挙生誕
150年記念行事を実施していただいたりして、当蘆花浅水荘も露出が
多くなったせいでしょうか。
今年は既に触れたように、年初から関東のツーリスト関係の来訪が
激増(あくまで私的感覚ですが)もしています。
そして、6月半ばの先日、象徴的な来訪が日を連ねました。
15日東大建築科研究室の学生さん20名、翌16日地元瀬田地区に
拠点を置く熟年の同好会の方25名の登場です。
年齢に違いはあれど、学究としてこれから日本建築の歴史に没入せんと
する人たちと、(多分)現役として十分働いた余生を趣味(以上?)と健康保持
のうちに豊かな余生を過ごさんとする人たち・・
当所がその一助にもなればと、末富氏との受け入れにも力が入ります。
この「春挙の作品」がこれからも、いろいろな人のお役に立てるような
形で残していきたし。
ちょっと老骨にムチ打ってみます。(ガソリンも入れてみます)

    仮の世に 今しばらくの 冷し酒  文一 

   

   











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いきなり梅雨明け?

6月10日前後は暦の上では「入梅」とあります。
近年は梅雨入り前後も天候が不順です。
以前なら、連日曇天が続き、雨も勿体ぶってシトシト降るのか、どうなんじゃ
と下で見上げる人間さんを少しイラつかせた後「梅雨が入梅(こんな日本語
あるのかな)」なさったものでしたが。
そして、瑞穂の国大和はそれなりに安定感を見せていましたが・・
四季はなくなり、夏の次は冬が来る、とか・・
なだらかな季節の移ろいはどこに行ったのかとか・・
私も、俳句はよう詠みませんので、歳時記をパラパラめくりながら
俳句名人の作品を文章の最後にくっつけて、拙文の姿をまとめるかの如き
にしているのですが、季(とき)の移ろいがこう不安定だと、我ながら
ピタリと着地できないことがしばしばですね。
今日は、この数日の天候の不安定感を「梅雨入りもまだなのに、もう梅雨明け?」
とシャレようとしたのですが、天、我が意を受けてくれませんね。

  入梅と 嘘のようなる 日射しかな  和子

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六月の湖畔を南へ北へ

琵琶湖は南北に長く、その西岸にある当所は新たに(と言っても、もう 50年以上前)作られた湖岸道路(その更に湖の淵の遊歩道)を歩けば、 南には瀬田の唐橋~石山寺、北には膳所城公園~浜大津港が構えています。 湖岸道路を信号に応じて渡り切り遊歩道に至れば当然自動車とも交錯せず、格好の 散歩道(悠々とジョギングをする人も多く見られます)であります。 もともと体を動かすことの好きな私、少年時代から青年時代にかけては、 ソフトテニス(私の頃には軟式庭球)に没頭したことはこのブログにも時々 綴りますが、80歳を超えた今は「ウオーキング」が最適のようです。 特に目の前には「四高桜」が植えられ、春は花、初夏は緑の葉っぱ、 秋は桜紅葉とともに湖面をそこにしながらクルマの往来など全く意識せず 悠然と歩く贅沢を我がものとします。。 今年も早や六月。(何度早やとつけてることでしょう。) 梅雨入りも間近。以前なら正確にジットリと梅雨が見えてくるのですが、 近頃はどうも不定です。六月に入ったとたんにさわやかな日差しの日が間近に。 3日は定例の中学同級生数名による昼食会。暇そうな爺さんたちが数名集まって お互いの元気を確かめます。 この会場が大体、石山駅の近くのファミリーレストラン(従って我が家から琵琶湖岸を南下)。 普段は電車を活用するのですが、玄関を出れば5月のような爽やかな天気、 思わず、今日は歩き!と決めてまさに湖岸を歩きます。 対岸には近江富士、そして時々振り返ると「比良・比叡」気分が大きくなります。 こんなことで日頃の雑事を忘れることができます。 南だけではいけませんね。 昨日は北へ向かいました。膳所城跡公園のそばにある市役所の支所です。 ここでは、酒類の空きパックを収集してます。酒類の消費の多い私には おなじみの場所です。 北へ向かいます。前方にはそのまま「比良・比叡」 我が出身高校の校歌の初めは「滉瀁の湖 陽に映えて霊峰青し比良比叡・・」 矢張り比良比叡です。 今度は真正面に見据えます。直立して前を見据えるだけでいい景色。 これらを遥かにも眺めて育ち、晩年これらをそこに眺めて元気をもらいます。 これだけで、そんなに悪くない人生だったと・・ これらを眺めながら、今しばらく「元気に」行こうと背を伸ばす、六月 初めです。   六月や 事もなげなる 日枝の山  鳳朗
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