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六月の湖畔を南へ北へ

琵琶湖は南北に長く、その西岸にある当所は新たに(と言っても、もう 50年以上前)作られた湖岸道路(その更に湖の淵の遊歩道)を歩けば、 南には瀬田の唐橋~石山寺、北には膳所城公園~浜大津港が構えています。 湖岸道路を信号に応じて渡り切り遊歩道に至れば当然自動車とも交錯せず、格好の 散歩道(悠々とジョギングをする人も多く見られます)であります。 もともと体を動かすことの好きな私、少年時代から青年時代にかけては、 ソフトテニス(私の頃には軟式庭球)に没頭したことはこのブログにも時々 綴りますが、80歳を超えた今は「ウオーキング」が最適のようです。 特に目の前には「四高桜」が植えられ、春は花、初夏は緑の葉っぱ、 秋は桜紅葉とともに湖面をそこにしながらクルマの往来など全く意識せず 悠然と歩く贅沢を我がものとします。。 今年も早や六月。(何度早やとつけてることでしょう。) 梅雨入りも間近。以前なら正確にジットリと梅雨が見えてくるのですが、 近頃はどうも不定です。六月に入ったとたんにさわやかな日差しの日が間近に。 3日は定例の中学同級生数名による昼食会。暇そうな爺さんたちが数名集まって お互いの元気を確かめます。 この会場が大体、石山駅の近くのファミリーレストラン(従って我が家から琵琶湖岸を南下)。 普段は電車を活用するのですが、玄関を出れば5月のような爽やかな天気、 思わず、今日は歩き!と決めてまさに湖岸を歩きます。 対岸には近江富士、そして時々振り返ると「比良・比叡」気分が大きくなります。 こんなことで日頃の雑事を忘れることができます。 南だけではいけませんね。 昨日は北へ向かいました。膳所城跡公園のそばにある市役所の支所です。 ここでは、酒類の空きパックを収集してます。酒類の消費の多い私には おなじみの場所です。 北へ向かいます。前方にはそのまま「比良・比叡」 我が出身高校の校歌の初めは「滉瀁の湖 陽に映えて霊峰青し比良比叡・・」 矢張り比良比叡です。 今度は真正面に見据えます。直立して前を見据えるだけでいい景色。 これらを遥かにも眺めて育ち、晩年これらをそこに眺めて元気をもらいます。 これだけで、そんなに悪くない人生だったと・・ これらを眺めながら、今しばらく「元気に」行こうと背を伸ばす、六月 初めです。   六月や 事もなげなる 日枝の山  鳳朗
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